内藤泰弘/血界戦線 -魔封街結社- 1巻

血界戦線 1 ―魔封街結社― (ジャンプコミックス)

 全てはたった一晩で起こった―一夜にして消えた都市ニューヨーク。そして一夜にて構築された都市ヘルサレムズ・ロット。異界と現世が交わるこの魔都に於いて、世界の均衡を保つという名目で暗躍する超人秘密結社があった。その名は『ライブラ』。記者を志す青年レオナルド・ウォッチ、彼がライブラのエージェントと出会った事から物語は始まった!

  • トライガン』の内藤泰弘先生が描くSF伝奇アクション!
  • よく見知った街並みの中を現世にはあり得ない異形の者達が闊歩し、剰えその異能を以て闘うという混沌とした世界観
    • その奇妙な世界観に読んでいるとぐいぐい引き込まれる
  • ザップの『血を刀状にして操る』ギミックがベタだけどツボ
  • 4話後半、車を追い詰めるシーン。目まぐるしく変わるカメラアングルが尋常ではないスピード感を演出している
    • その直後のシーンも飛び出したクラウスの左側を意図的に空白にする事によって、迫力の見開きに繋がる『タメ』を生み出すという凄い構成
    • こればっかりは実際に読んで確かめて欲しい
  • 読み切り版の血界戦線は今回収録されておらず
  • 後書きの隅にtwitterIDが
  • カバー裏のお遊びが無かったのは少し寂しいですね