原作：永井豪　脚本：田畑由秋作画：余湖裕輝/真マジンガーZERO 1巻

　世界は終わった。人類の英知をかけ作り上げた文明は跡形もなく消え去ろうとしていた。人類が創りし神によって。究極のＺを冠する魔神、人工頭脳を持った魔神によって！
　滅びの荒野となった地表を歩く唯一人の人間、兜甲児。彼はそこでミネルバＸを名乗る謎の美女に出会う。彼女の手により今また兜甲児は立ち上がる、その手に人類の未来をつかみ取る為に！

「真マジンガー衝撃! Z編」のサポート連載となっているが共通点は皆無
- おかげで一寸先も読めないストーリー展開を楽しめる
十蔵じいちゃんが原作よりもやばいベクトルのマッドサイエンティストになっていて素敵
「ここからは神の領域だぜ」「笑わせやがるっ百万年早ぇえっ」辺りの台詞はCrest of "Z's"から取ったものか
- あの歌は大半のスーパーロボットに合う良い歌
マジンガーＺの噛み付き攻撃が見られるのは真マジンガーZEROだけ！
細かいけど「レーザーで焼き切られた切断面からは血が出ない」描写がツボに入った