喧嘩してるとソレスタルビーイングが来るぞ

機動戦士ガンダム00が今日の放送を持って完結した。*1作品全体を通しての個人的な感想を言わせて貰えば「期待外れ」だった。

 第一話を観賞した際、この作品は「戦争って両方の陣営を圧倒的な力で叩きのめせば無くなるんじゃね?」といったある種中二病的な考えを実際に形にしていくものだと勝手に思い込んでいたのだ。
 だからセカンドシーズン終盤での「イノベイター」という安易な黒幕を用意し、其れさえ打倒すれば世界の歪みは正されるといった展開となった時、私は大きな肩透かしを食らった気分になってしまった。
 無論これは私が勝手な思い違いをしてしまったからもたらされた結果であり、作品を批判する根拠としては的外れなものだとは理解している。其れでも私は「圧倒的な武力による介入、其れによる戦争根絶」という途方も無い思い付きをひたすらに求めた結果を観てみたかったのだ。

*1:正確には劇場版があるらしいが