くろがねぎん/ざっちゃん 1巻

　見習い妖怪たちが一人前目指して鎬を削る場所、妖怪学校。そこの福の神科の卒業試験はずばり「100件の家に幸福をもたらす」というもの。
　卒業を目指し頑張るのは座敷童子見習いのざっちゃん。99件の家に幸福をもたらす事に成功した彼女が最後の１軒に選んだ家、そこにはなんとライバルの疫病神が先に住み込んでいた！
　二人は主席合格の座、というよりむしろ主席特典の「鬼●郎」への出演権を賭けて「凶星七番勝負」にて勝負をつけることに！勝つのは、ざっちゃんと疫病神のどちらになるのか？

「HR」のくろがねぎん先生による「萌え雑誌なのに萌えがない」妖怪4コマ漫画
- 足りない分はギャグで補えばいい！
妖怪のくせして人間よりも俗っぽい面々
糸目メガネ腹黒メイドのオオヌマさんが結構好み
作者も述べているが館の主人で人間側の主役でもあるはずのさっちゃんの影が本当に薄い
ぬらりひょんが妖怪の総大将的な扱いをされるのはやはり水木しげる先生の影響なのだろうか
- 水木先生の恐ろしさは「妖怪について調べてみたら水木先生オリジナルの妖怪だった」という事が非常に良くあるところ