余命一ヶ月の花嫁

 バイト先の人たちに連れられて観てきました。正直自分には合わなかったんですが(トランスフォーマーの方がよっぽど観たかった)、せっかく金払ってまで観たんでてけとうに感想をば。

 イベントコンパニオン長島千恵榮倉奈々)は、ある展示会で知り合った赤須太郎(瑛太)とやがて付き合い始める。だが千恵には、乳がんを宣告され乳房を失うことになるという深刻な悩みがあった。それでも彼女を追い続ける太郎の姿に、二人の絆は深まっていくが、彼らの愛を切り裂くように乳がん再発の悪夢が襲い掛かる。

  • 千恵の父親に挨拶しに行く太郎と千恵、何とか打ち解け楽しげに会話するも次の場面にはもう自宅に帰っている二人
    • 帰り道の描写で太郎に「あのお義父さんとならやっていけそうな気がする」的なことを言わせて、それを受けてなぜか暗い表情を作る千恵みたいな場面があれば後の悲劇性が増したんじゃないかな
  • 千恵ががんで入院、太郎も千恵のために病院に泊まり込んでそこから通勤することを決める
    • この際周りの人物に「そこまでしなくていい」「無茶だ」と言われるのだが病院と会社の位置関係が全く語られないためどれだけ太郎が頑張ったのかがよくわからない
  • 千恵の余命が一ヶ月と判明し、うちひしがれる太郎。力なく自転車をこぐその横になぜか在りし日の千恵の姿が現れ、Vサインを掲げながら去っていく…それを眺めながら涙を流す太郎。
    • この演出、本気で意味がわからなかった。「あの頃はよかった」的な演出がしたいならVサインはいらんだろ
  • 友人たちと焼き肉を食べに行った千恵。残された千恵の父は太郎が今日誕生日だと知り二人でささやかなバースデーを開く
    • この時に父親が太郎に対して「ありがとう!ありがとう!」と涙を流しながら礼を言うのだが、そこでまた場面が急に変わるのでその後のフォローは無し
  • 降りしきる豪雨の中千恵が以前欲しがっていたリングを探し街中を走り回る太郎、しかし在庫がなかったり閉店後だったりと目当てのものを見つけることが出来ない
    • 結局この後見つけた描写は無し、しかし次の日の結婚式ではしっかりと持ってます、指輪
  • 夜中まで豪雨が続いていた次の日なのに水たまり一つ無い道路
  • 教会内で結婚式を挙げる二人、新婦側の参列者は父親と叔母、4人ほどの友人、新郎側は両親のみと非常にささやかなものとなりました
    • 協会のドアを開け外に出るとそこには二人を祝福する多くの人たちが!どこから入ってきた
  • そして毎度お馴染み急な場面転換で病室へ
  • 話のクライマックスでは「あなたがこのビデオを観てるとき私は既にいません」とまたベタなものを観られます
    • 末期のがん患者なのにいやに血色がよかったが