高橋葉介/もののけ草紙 2巻

もののけ草紙 弐 (ぶんか社コミックス)

 時の流れにより妖艶たる大人の女に成った"手の目"と彼女の元へ押しかけ弟子として転がり込んできた"小兎"、二人が織りなす活劇は大陸を超え、遙か日本へと辿り着く…

  • お座敷芸人である"手の目"とその弟子"小兎"が、行く先々で出会う怪異を解決していく、という一話完結型のワンダーホラー
  • 手の目が成長した事によりドタバタや泥臭い役回りは小兎にバトンタッチ
    • 成長したと言ってもその江戸っ子気質やら気の強さは健在で、美味しいところや話の締めはしっかり手の目が持って行く
    • 「旦那」と比べるとまだ力不足なのかたまに"悪い夢"を見させられることも
  • 高橋先生の描くキャラには蠱惑的と言うかなんというか、紙面から匂い立ってくるような色気がある